酸価測定方法【3】

■実際に酸価を測定する実践

(2)酸価測定
① 空のフラスコを「量り」に載せ数字を0.0gにリセットする
② 「量り」の上のフラスコにサンプル油を5.0g前後、ビーカー等で注ぐ
③ 中性溶剤をフラスコに注ぎ油を完全に溶かす(深さが2cm程度になるように)
※ラード、パーム、ショートニング等固化しやすい物は加熱し完全に溶解させる、目に見えない程度の固まりもダメ
※正式には100mlであるがだいたい色の判別画見える程度の量で良い
※中性溶剤の色が薄いピンク→無色か薄い金茶色ぽくなり赤みが消える
※赤いアルカリが油の酸性で中和して赤みが消えた状態となる
④ ビュレット内の水酸化カリウム水溶液の残量を確認しメモする。(例 23.4ml 等)
⑤ フラスコをビュレットの下に移動しビュレット内の水酸化カリウム水溶液を滴定していく
※滴定は少しずつ入れる ボタボタ入れるとダメ
1滴2滴の差で数値に変化が出るので赤みが残り出したら1滴2滴の遅さで入れること
⑥ フラスコ内の液が中性溶剤と同じピンクの色が付いたら滴定終了 ビュレットの栓を止める
⑦ ビュレット内の水酸化カリウム水溶液の残量を確認しメモする。(例 15.4ml 等)
⑧ ④-⑦でビュレット内の水酸化カリウム水溶液の使用量を計算し滴定値としてメモする。(例 8.0ml 等)
⑨ 下記計算式に上記で算出した数字をあてはめる

酸価=5.611×A×F÷B
5.611→定数
A→滴定値
F→水酸化カリウム水溶液のファクター(通常は1.0)
B→試料採取量(油サンプルの量)

例 5.611×8.0×1.0÷5.0=9.0

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