食用油の酸価測定方法【1】

まずは酸価の測定方法を2回にわたり説明していきます。

酸価とは

油脂の劣化の度合いを測定するひとつの指標となります。
使用済み食用油は当然のように、揚げ物に使われます。
油脂は使用せずとも空気に触れて酸価が促進されていきますが、調理中の高温にさらされたり、
具材にに含まれる水分が流出することで酸化が促進されます。
あまりにも促進されると人体に有害な物質が生成されたりするので、
販売者は油脂の酸価をチェックしながら管理に当たることも重要です。

弊社のようなリサイクル使用においても、酸価が著しく低下しているものに関しては
使用用途が限られてくるため、定期的に品質検査を行っております。

ここでは問い合わせの多い弊社における酸価の計測方法について記入しております。

 

【Ⅰ】油脂の酸価を測定する大まかな流れ
(1)5g(前後)の油脂をビーカーにいれ
(2)中性溶剤と混ぜる
(3)水酸化カリウム水溶液を滴定していき
(4)色が中性溶剤と同じ色(薄いピンク色)になるときの
(5)水酸化カリウム水溶液の使用量を算出
(6)使用量を酸化算出式に当てはめることで酸価を求める

<準備物>
廃油サンプル 10g程度

<試薬類>
ジエチルエーテル 1級

エタノール特級

水酸化カリウム水溶液 0.1mol

滴定用フェノールフタレイン溶液 1%

水酸化カリウム顆粒

<器具類>
三角フラスコ 200ml

電子はかり 10分の1グラム計測可能なもの

滴定用ビュレット 25ml

中性溶剤を入れる容器

ビュレットスタンド

ココまでが準備物となります。
実際に計測するところは次ページになります。

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